株式会社美研ウッド

プレカット材は、秋田県内はもちろん、福島県や宮城県、岩手県、山形県などの工務店にも販売し、出荷されるため約1,600坪の敷地には大型車両が頻繁に出入りしています。
原材料は北欧・カナダ産の木材が多く、集成材及びKD材のプレカットが主流です。土台はヒバを使用、構造体にはホワイトウッド集成材を使用しています。ヒバは防蟻・防腐効果にすぐれ自然素材の活用により、シックハウス対策にも効果があります。構造用集成材の強度はムク材の1.5倍もあり、収縮や歪みも少なく住宅の寿命を長くします。秋田県においては大館の樹海ドームが集成材を利用した建築物として有名です。断熱パネルにおいてもフレームには集成材を使用し、硬質ウレタンボードで断熱を採り、さらに気密処理をほどこし徹底した断熱パネルを生産しています。 接合金物 在来軸組工法による、仕口と継ぎ手の部分を特殊な金物（クレテック）を使う事と構造用集成材の使用により、その強度は2倍以上が確保できる為、当工場では専用金物を使用したプレカットです。 端材再生 パネル加工時に生じる端材をフィンガーカット・プレスすることにより、真新しい材料と同程度の材料が再生され、リフォームにフル活用されています。限りある森林資源を有効に使い、環境保護に役立っています。 その他 再生は木材の端材だけではなく、12フィートの海上コンテナや、よく目にするJRのコンテナなどにもおよび、アトリエや資材倉庫などに人気商品として販売しています。
自然素材や古材なども大切に使い、地球規模で考えた後世に残る家造りを担っています。工場見学はいつでもできますが、事前に申し込みが必要です。端材は、こどもたちの木工教室や森林学習などにも利用されています。